米国版Amazondrive Unlimitedが終了。大容量クラウドストレージの低価格とは一体何だったのか?






大容量のクラウドストレージで、低価格が売りの
米国版の『Amazondrive Unlimited』の定額制が崩壊しました。

 

事実上の終了。

 

年額59.99ドルで設定され、その低価格により、人気を博し、
日本人でも米国版の『Amazondrive Unlimited』を使っている人が多かったクラウドストレージですが、どうやら、この低価格に耐えきれなかったようです。

 

Amazonよ、お前もか…、、、(´・ω・`)

 

そもそも、クラウドストレージで、「そんな価格で大丈夫なの?」
と、『Amazondrive Unlimited』が始まったときは、危惧されていて、
「まあ、あのAmazonだから、できるんだろう。大丈夫だろう」という保証のない安心感はあったのですが、
そのAmazonですら、大容量クラウドストレージサービス無制限ファイルアップロードOKには、コストが耐えきれなかったようです。

 

大容量クラウドサービスは、他にも、

  • OneDrive
  • Dropbox
  • Googleドライブ

などがありますが、どれも、『条件なし無制限ファイルアップロード』ではありません。
やはり、それなりに使用量、料金が高いです。

Googleドライブが、Amazonに次いで、無料で使える無制限とも言えるようなストレージですが、
それでも、アップロードしたファイルが圧縮されたりなどの条件があったりします。

 

そんな中で、唯一条件のない米国版の『Amazondrive Unlimited』だったのですが・・・。

 

Amazonですら耐えきれなかったものが、
他のクラウドストレージサービスでできるかと言ったらできないでしょう。

 

米国版の『Amazondrive Unlimited』は、2015年3月にスタートしました。

かくいう私も、スタートと同時期に使用を開始し、
バックアップ用のクラウドストレージ目的で使っていました。

それから2年間使っているわけですが、
ちょこちょこアップロードをして、ようやく、1.99TBの容量までアップロードした矢先の終了宣言。

もうね、アホか!と思いました。

 

↓私が、2年かけて、バックアップのためアップロードしてきたファイルの容量の証拠。

 

終了すると分かっていたのなら、こんなサービス使わなかった。

『Amazondrive Unlimited』は規約上、1年契約で、更新して使うということではあるが、
それでも、やはり、天下のAmazonだから、大丈夫だろう。という気の許しがあったのは否めない。

米国版Amazondriveを選んだ自分の選択も悪い。
と言ってしまえば、それまでだが、Amazon側も未来を予測しないでサービスを提供したという企業の責任があると私は考える。

もちろん、Amazondrive自体が終わるわけではないので、
金さえ払えば、使い続けることができるが、
消費者の私自身としては、当然、年間59.99ドルで使えるから使っていたわけで、
それ以上の価格になるなら、自分の目的とコストに見合わないので、やめるという選択肢しかない。

詰まるところ、Amazondriveにアップしていたデータは全部消去するしかないということである。

こんな結果になることが分かっていたら、そもそも使うことはなかっただろうし、
2年間分の119.98ドルをAmazonに支払うことはなかった。
ぶっちゃけ今は金返せという気分である。

そして、2年で終了っていうのは、はっきり言って、短すぎである。

でも、ある意味、こんな不完全なコストパフォーマンスに合わないことは、
その短い期間ですっぱりと結論を出して終わりにしたことで、まあ良かったとは思う。

これが、5年後に終了ですとかってことになったら、たぶん私は発狂しただろう。

 

【結論】クラウドストレージは、信用してはいけない。

『Amazondrive Unlimited』に限らず、
MicrosoftのOneDriveも、かつて無制限だったが、結局終了したという黒歴史があります。

クラウドストレージ業界は、一体何のために存在しているのかすら、意味不明な状況になっています。

バックアップし続けることができてこそのクラウドストレージであり、
みんなが幸せになる良いサービスだと思うのですが、
途中で料金の改悪、値上げが敢行され、それも2倍以上一気に跳ね上がるというのであれば、もう、それは、ビジネスとしてどうなの?詐欺じゃないの?
と思われても仕方ないでしょう。

だったら、最初から、利益が出るように、適正価格で提供していれば、途中で改悪をすることもないし、その料金で使い続ける人だけが使うという環境になると思います。

お客さんをただ集めるためだけに、最初に安い料金でビジネスをスタートさせ、
十分に集まって、コストが掛かりすぎたから、やめて料金上げしまーす。
みたいな商売やってりゃ、そりゃ信用も落ちると思います。

ぶっちゃけ、それを倫理上「詐欺」というのですが、
どうも、それが、世の中のマーケティング理論上横行しているため、みんなの道徳感覚が麻痺して、おかしいと思わない人が増えているような気がします。
クラウドストレージ業界は、例に漏れず、その手法を取る先駆者ですね。実は最低なんです。

そういう業界の体質の中、自分の大切なデータをクラウドサーバーに預けるというのは、やはり愚の骨頂なのかもしれません。

アップロードするのも時間がかかるわけで、値上げで辞めざるを得なくなったら、そのアップロードした時間はすべて無駄になるわけですから。
時間もお金も失うわけです。

やはり、クラウドストレージは、格安や無制限定額制を謳っているものは、信用してはいけないというのが、私が今回のAmazonの経緯から学んだことです。

今後は、クラウドストレージは利用せずに、ローカルだけで保存をするしか手はないのかもしれません。
そして、それが一番良いのかもしれません。

 

そもそも私がクラウドストレージを使おうと思った切っ掛けは?

あんまり、PCやITに詳しくない人は、そもそもクラウドストレージなどというのは敷居が高くて使わないと思います。
PCに疎い、私の親や友達ですら、クラウドストレージなんか使っている人なんかは、まったくもって皆無ですから。

まあ、Googleアカウント持っていて、
Googleドライブとか、Googleフォトとか使ってれば、それはクラウドストレージなのでしょうが、まあ、Googleのやつは、別物と考えたほうがいいでしょう。
たぶん、クラウドストレージと考えてGoogleのサービスを使っている人は、相当ITに強い人でしょうから。
IT初心者は、そんなことマジで考えませんからね。

私が、Amazondriveを使おうと思った切っ掛けは、やはり、「東日本大震災」のせいです。

日本は、地震大国なわけで、いつ、自分の住んでいるところで大地震が起こり、
家が潰れて、さらにローカルのHDDが潰されるか分かったものじゃありません。

ローカルでHDDにデータのバックアップを取っていようとも、地震で潰されたら、それまで。

だからこそのクラウドストレージなわけです。

できれば、日本ではなく、余所の国のサーバーがいい。
ということで、米国のAmazonサーバーだったわけです。

日本以外でサーバーのあるクラウドストレージを使っていれば、
自分のHDDが地震で潰れようが、家事で消失しようが、
クラウドストレージからデータを引っ張ってくればいい。

そういう発想で使い始めたわけです。

でも、今回のようなことになってしまい。結局、使っても途中でやめることになるんじゃ使わなくても一緒じゃん。
という結果になりました。はい。

 

日本の『Amazondrive Unlimited』は使っても、意味がない

 

さて、今まで、米国版の『Amazondrive Unlimited』の話をしてきましたが、
日本にも、日本版の『Amazondrive Unlimited』があります。

 

米国版は、59.99ドルでしたが、
日本版は、13,800円となっています。

 

日本版は、かつての米国版より2倍なのですが、これでも無制限を謳うクラウドストレージとしては、安いくらいだと思います。
はたして、日本版は、いつ終了するのか。
この価格で本当にやっていけるのかどうか米国版が崩れた今、戦々恐々と言えるでしょう。

 

そして、当然ですが、日本の『Amazondrive Unlimited』は、
日本のサーバーを使っています。

Amazonサーバーは、世界14箇所で運営されているというのは、
Amazonに詳しい人には周知の事実でしょう。
まあ、書いておくと。

・米国東部(バージニア北部)
・米国東部(オハイオ)
・米国西部(北カリフォルニア)
・米国西部(オレゴン)
・アジアパシフィック(ムンバイ)
・アジアパシフィック(ソウル)
・アジアパシフィック(シンガポール)
・アジアパシフィック(シドニー)
・アジアパシフィック(東京)
・カナダ(中部)
・欧州(フランクフルト)
・欧州(アイルランド)
・欧州(ロンドン)
・南米(サンパウロ)

の14箇所です。

 

当然、日本の『Amazondrive Unlimited』は、
アジアパシフィック(東京)のサーバーで運営されています。

 

じゃあ、もし、東京に大震災が起きて、東京のサーバーが潰れたら?

 

日本の『Amazondrive Unlimited』を使うということは、
ある意味、ローカルでHDDを管理しているということと同義なので、あんま意味はないと思うのです。

結局、同じ国で保管していても、マグニチュード7以上の地震が来れば潰れるだけかと思います。(テラワロス (・∀・)
そういう意味では、全然、リスクヘッジにはなっていません。

だから、私自身は、当然ですが、米国の『Amazondrive Unlimited』が終わったから、
日本の『Amazondrive Unlimited』を利用するという思考にはならないのです。

 

会社やビジネスでデータを共有するためにクラウドを使うというだけなら、ローカルホーム共有サーバーを組むという手もある。

よく、会社やビジネスで、クラウドストレージサービスを使って、
データをグループで共有したりするという人がいる。

クラウドストレージには、「共有」という機能があるからなのだが、まあ、気持ちは分かる。

でもね、だったら、そんないつ値上げするかもしれない外部のクラウドサービスを使うくらいなら、
自分で、ローカルで共有サーバーをホームで作ったほうがいいのかもしれませんよ。

実際、私自身も、今回の米国版『Amazondrive Unlimited』が終了して、
「あれ、これって、ひょっとして、自分の家で一個ホームサーバー導入して、それをネットに繋いで、共有サーバーとして使ったほうが良くね?」
とお風呂に入っている時に、思いついたものである。

まあ、実際、すでに導入して使っている人にとっては、なにを今更感はあるのだろうが。

例えばこんなの↓

NASというもので、ネットワークに繋ぐことで、
外出先、会社などから自宅やオフィスに置いたサーバーにアクセスして、
ネットワークを介して、ファイルをダウンロードできるシステムである。

言い方は、「ホームサーバー」とか言ったりする。

NAS初心者は、バッファローやI-O DATAといったメーカーが出している機器を買うのがメジャー。

 

ある意味、クラウドストレージサービスと似たようなもんなので、
高いクラウドストレージを使うよりかはこれを導入した方がいいとも言える。

まあ、会社で使う場合は、セキュリティコンプライアンスがあるので、アクセス可かどうかは上長の許可はいるだろうが、
中小企業やあまりITと関係のない企業は大丈夫だろう。
IT企業は無理だろうけど。

 

それでも、ファイルの劣化なく、クラウドストレージを格安で使いたいのなら

それでも、格安で、ファイルの劣化なく、クラウドストレージを格安で使いたいのなら、ひとつだけ方法がある。

多くの人は、『Amazondrive』にばかり目がいきがちだが、
私のようにAmazonをそれなりに活用している人間からすれば、

「あれ、これって、ひょっとして、AmazonS3にぶっ込んどけばいいんじゃね?」
「やっぱ、AmazonS3が、クラウドとしては格安で最強じゃね?」
と思いつくものである。

 

AmazonS3とはなんぞや?と思うかもしれないが、
ぶっちゃけ、Amazonサーバーである。

実は、Amazonにとっては、Amazondriveより、AmazonS3のほうがメインだったりする。
プロは、AmazonS3をメインに使っている。

私も、事業では、AmazonS3を使っているわけだが、
ただし、Amazondriveと違うのは、「使った分だけ課金される」という点。

Amazondriveは、定額制だが、
AmazonS3は、データをアップロードした容量。ダウンロードした容量。といった、
転送容量に対して、課金される。

なので、バックアップとしてアップロードだけして、
あとは、ダウンロードとかしなければ、最初のアップロードだけに料金が発生して、
あとは発生しない。みたいなことが起こるのである。

 

全体的に見れば、Amazondriveより安く上がったりする。

 

例えば、今回の私のように、約2TBのデータをAmazonS3にアップロードしたとする。
その時かかる料金は、大体「51.07ドル」かかる。
自分がどんくらいの転送量を使っていくら掛かるかは、Amazonサーバー料金試算ツールで調べられる。

はじめて使う人には、この料金試算ツールも見方が全然分からないだろうが、
とりあえず、自分がアップロードするデータ量のとこだけ入力すればいい。

 

1.まずはじめに、左のタブのとこの「AmazonS3」をクリックする。

2.次に、「Standard Storage」のところに数値を入力する。
今回、私は2TBとした。

3.数値を入れると、自動的に、右上の赤丸のところ。
「お客様の毎月の請求書のお見積り」のところにいくら掛かるのかが表示される。

 

結論としては、
あれ?これって、Amazondriveにアップロードしてたより、安くね?

・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(´・ω・`)。

そうなのだ。
ぶっちゃけ、Amazondriveなんか利用しなくてよかったのだ。

 

まあ、そういうことなのである。

ただ、問題は、AmazonS3を使おうと思ったら、初心者の人は、それなりにAmazonAWSの勉強をしっかりしないといけないということだ。
機能も最初覚えて慣れるまでが大変なのである。

だからこそ、多くの人は簡単なAmazondriveを利用するのだと思う。

勉強することが苦ではない人にとっては、実はAmazonS3こそが最強のクラウドストレージだったりするのである。

 

まとめ

今回の米国版『Amazondrive Unlimited』が終了ということで、
本気で、「なんで、俺、Amazondriveなんか使ってたんだろ」と本気で悲しくなりました。

事業で、一応、AmazonS3を使ってて、その機能もそれなりに熟知していたのに、
個人的なファイルは、初心者でも使いやすいAmazondriveに逃げていたわけです。

その結果がこういうことになってしまいました…。

 

これからは、クラウドストレージは、AmazonS3一本でいこうと決意しました。

 

ちなみに、
私は、AmazonS3のサーバーは、「アジアパシフィック(シンガポール)」を使っています。
理由は、シンガポールというのは、プレートからズレた位置にあるため地震もなく、赤道直下のため台風もなく、災害と無縁の国。
そして、それらの環境から金持ちたちが集まる国です。
サーバーを置くには最適な国だったりします。
だからシンガポールを選んでますね。

 

本当に格安でクラウドストレージを探している人は、AmazonS3しかないのかもしれません。

 

クラウドストレージサービスの他の広告に惑わされて痛い目を見る前に、
ちょっと勉強するだけで、最大限のパフォーマンスで使えるわけですから。

 

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